普段何気なく使っている公共の場所のトイレ。
日本はどこでも綺麗に清掃されていますので、嫌な思いをすることは少ないです。
誰かが綺麗に掃除してくれているから、環境が保たれているのですが、あまり気にしていないですよね?
誰もが当たり前だと思っていますし、汚しても気にもとめません。
しかし、決して目立ちませんが、みんなが使うトイレを綺麗にする。
そんな影で活躍している人達がいます。
今回は、高速道路のトイレの清掃員は、はたして楽な仕事なのか?
その詳しい内容について解説していきたいと思います。
高速道路のSAやPAの清掃員
SA(サービスエリア)やPA(パーキングエリア)で、清掃員として働いている人は、通称【さぱっとさん】と呼ばれています。
さぱっとって何でしょう?
これは、『SA PAっ人さん』ということらしいです。
サービスエリアのSAと、パーキングエリアのPAを合わせてさぱっとさんです。
私は、初めてこのネーミングを聞いたときには、正直ちょっと馬鹿にしてない?
と思いました。
でも実際に、高速道路を運営するネクスコが、そのように親しみを込めて呼んでいるそうです。
そして、仕事の腕前も、ただのおばちゃん達ではありません。
清掃員の方たちは、きちんと研修を受けて、掃除のプロとして働いています。
高速道路のトイレは、専用の道具を使い、隅の方まできちんと徹底的に清掃されているのです。
綺麗にして当たり前、誰にも褒められない
さぱっとさんの仕事をしている姿を見たことがありますよね?
一生懸命働いていますが、その存在を無視して、そこに居ないものとして扱っていませんか?
実際に、「ご苦労様です」などと声をかけてくれる人は稀で、ほとんどの人は、まるで空気のように、存在はするけど見えないようにしているのです。
こういう時こそ、その人の本性が出ます。
「お疲れ様です、いつもありがとうございます」なんて、さらっと言える人間になりたいものです。
でも逆に、さぱっとさん達にとっては、余計な接客する必要もなく、黙々と作業に集中することができる利点も。
基本は一人で作業しますから、人間関係のストレスも少ないメリットがあります。
清掃員の待遇について
求人情報サイトを確認してみると、パートでの採用が多くなっています。
そして、一応は男性も応募することができるようです。
また、待遇に関しては、時給制になりますが、1時間で800円から900円が相場
シフト制の勤務で、勤務日と働く時間は、ある程度は相談できるようですね。
なので、そこまで稼ぐ必要のない年金をもらっている方や、扶養内で働いている人が多いです。
しかし、仕事はキッチリとこなさないと、社内での抜き打ちチェックに引っかかります。
これは、いつ来るか分かりませんので、常に手を抜くことはできません。
お客さんからの苦情が上がることもあるでしょう。
誰か何時に掃除したのかは、きちんと記録するようになっています。
実際の求人例
- 富山県 パート 時給1,100円
- 福井県 パート 時給850円〜
- 岐阜県 派遣 時給1,000円
- 三重県 正社員 月給19万円
- 和歌山県 パート 時給990円
人の嫌がる仕事のためか、給料は比較的高い印象です。
運を良くするためにはトイレ掃除
金運を良くしたいなら、トイレを掃除するのが一番良い、なんて聞いたことありませんか?
実際に、お金持ちほどこのトイレ掃除を大切にしているとも聞きます。
なんでトイレ掃除が、運の良さにつながるのかというと、それは徳を積むことが大切だからなんだそうです。
徳は徳でも、最も大切な陰徳です。
誰も見ていなくても、誰にも評価されなくても、黙々と世のため人のために仕事をする。
そんな陰徳を積んだ人に、幸運はやっくるそうですよ。
このSA PAっ人さんの仕事は、まさにこれにピッタリの職業なのではないでしょうか。
私も自宅のトイレ掃除は徹底して行っています。
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