日本国内では、ペットとして犬と猫は何万匹飼われているのでしょう?
また、どちらの方が多いと思いますか?
少し古いデータではありますけど
一般社団法人ペットフード協会の調査によると、それぞれ次のような数となっています。
平成29年(2017年)全国犬猫 飼育実態調査 結果 犬・猫 推計飼育頭数全国 合計は、1,844万6千頭(犬:892万頭、猫: 952万6千頭)
犬が892万匹に対して、猫は952万匹ということで、猫の方が若干ではありますが人気が高いのですね。
しかし、昔は犬の方が多かったのですが、最近になって逆転されたそうです。
犬猫それぞれの飼い方の違いはありますが、どちらも人間を癒してくれるというメリットがあるそうです。
今はチップも義務化され、ペットショップでの値段も高くなっています。
しかし、家族の一員として迎え入れることによる癒し効果は大きいです。
今回は癒しをテーマに、アニマルセラピーについて解説していきたいと思います。
うつ病にはアニマルセラピー
人間関係に疲れたという人が、動物に癒やされることがあります。
動物との触れ合いを持つことで、セロトニンが分泌されるためです。
このセロトニンには、生体リズム・神経内分泌・睡眠・体温調節などに関係し、精神を安定させる働きがあると言われています。
飼い主の寿命まで伸びるとも言われていますね。
そこで、動物を用いたアニマルセラピーには需要があり、うつ病のような心の病気を患っている人が癒やされています。
犬と猫の癒し効果の違い
犬を飼う場合は、外に散歩に連れていかなければなりません。
でもそれが、うつ病の人にとってプラスの効果をもたらします。
外に出て自然に触れ合い、太陽の光を浴びることは大切になります。
新鮮な空気と適度な運動、可愛い愛犬に癒やされることで、病気も良い方向に向かう人がいます。
また、猫に関しても、あのゴロゴロという音には人を癒やす力があるそうですよ。
仕草も可愛いです。
散歩をする時間のない人でも、家の中で家族の一員として、一緒に寝たりすることもできます。
アパートで動物を飼えない人はどうする!?
犬や猫は、本当に家族の一員として、人を癒してくれる存在です。
しかし住んでいる家によっては、このような動物を飼えない人もいるでしょう。
そんな方にオススメなのが、熱帯魚です。
熱帯魚の場合、家族の一員とまではいきませんが、アパートでも十分に飼うことができ、犬や猫に比べてもお金もそんなにかかりません。
まずは水草水槽が手軽に始められる
熱帯魚には、淡水魚と海水魚がいますので、飼い方も違いますし、道具も違ってきます。
海水水槽になると、淡水水槽よりもお金がかかります。
海水の素を使用して人工の海水を作り、それを比重計で計って水を作ります。
魚の値段も海水魚の方が断然高いです。
また、長くやっているとイソギンチャクやサンゴも欲しくなってきます。
そうなるとさらに高い設備も必要となり、どんどんコストもかかります。
初心者は、まずは淡水水槽から始めるのがオススメです。
水草を植えると、水中の森の綺麗な緑色に癒されますよ。
魚を入れないで、水草とエビだけでも美しく、楽しいです。
小型水槽が扱いやすい
アクアリウム歴◯◯年の、プロのホームページを見てみると、水槽は最初からなるべく大きな物を選ぶように、という意見が多いです。
これは、水量が多いと、水が安定するからなんです。
この安定するとは水質のことで、例えば何もしていないのにコケが生えなくなります。
しかし、水槽が大きいと、その分管理も大変になりますし場所も必要ですよね。
ということで、一番オススメなのが30センチキューブ(30センチ×30センチ×30センチ)水槽です。
大きすぎず、しかも水が安定する最低限の水量でもあります。
私の水槽ですが、一度水が安定すると、後は楽です。
写真は、水替えや掃除もしないで一年以上ほったらかしの水槽です。
コケは生えませんし、餌も月に一回くらいしか与えていません(水槽の中で、餌も自然に発生します)
飼っているのは、ネオンテトラ2匹だけです。
それにコケ取り要員として、ヤマトヌマエビ3匹と、レッドラムズホーンという貝が入っています。
私は一番辛かった時に、この水槽に癒されました。
特に水草水槽は、レイアウトを考えながら、田植えのように一本一本水草を植えていくのが楽しいです。
集中していると、あっという間にまる一日かかりますが、毎日少しづつ水草が根を伸ばして成長していくのを見るのも楽しみです。
水草の成長にはライトが必要となりますが、水草が照らされると、まるで森の中の風景の一部を切り取ったような水景が出来上がりますよ。
小型の動物ならアパートでも大丈夫
アパートがペット不可という場合、ハムスターを飼うのもいいかもしれません。
何より価格が安いですし、場所も取りません。
ハムスターにも種類が色々いますが、中でも特にゴールデンハムスターがおすすめです。
このタイプはサイズも一番大きく、『ネズミっぽさが苦手』だという人でもそれを感じさせないようです。
また、両手で餌を食べている姿は可愛いですし、慣れれば手のひらに乗ってくれます。
通常2年と言われている寿命ですか、きちんと管理すれば倍の4年は長生きしますよ。
ひまわりのタネが大好物だというイメージがありますが、身体にはあまり良くありませんので、長生きさせたければ、専用の餌を与えましょう。
以上、人間の心を癒やしてくれる動物達のご紹介でした。