仕事を探しているときによく見かける「オープニングスタッフ」ですが、どんな印象をお持ちでしょうか?
新しいピカピカの職場で、みんなで一緒に働けると考えるととても魅力的ですよね。
そして、口うるさいバイトリーダーもまだいないはず。
なぜオープニングスタッフを募集するのか?
実際に働いた場合のメリットや、大変なデメリット部分についても説明していきます。
オープニングスタッフの募集とは?
オープニングとは?
オープニングスタッフ
飲食店やアパレルショップなど、接客をメインに行う仕事で新店舗をオープンさせたときや、リニューアルオープンさせたときに、新しく雇用するスタッフのことです。
もともと別の店舗で働いているスタッフではなく、全く新規でスタッフを募集しています。
そんな求人がたまに『オープニングスタッフ募集!』などと掲載されています。
【メリット】なぜ働きやすいのか?
オープニングスタッフでは、一部店長などの社員を除き、ほとんどが新人ばかりの環境になります。
そのため人間関係も形成されておらず、馴染みやすいのも働きやすい理由の一つです。
派閥などの心配もありませんし、新人が協力しあいお店を作っていくようなイメージです。
バイトリーダーと呼ばれる人もいないため、新人さんにとっても働きやすい環境です。
ただし他の店舗から、指導者として少しの期間だけいる先輩はいるかも知れません。
お店によっては、仕入れやオープンなどの販促業務を行う場合もあります。
今までの経験を活かして結果を残したい!腕をふるいたいなんて人にも、やりがいのある環境です。
将来お店を開きたいと思っている人にとっても、開店の為に必要な知識や経験ができるチャンスです。
他にもオープニングスタッフは、とにかく人が欲しいので、好条件で採用されやすいなどのメリットもあります。
お店がまだ始まっていないために、採用する側にとっても、辞めていく人のことを考慮して、多めに採用する傾向があります。
開店の忙しい時期を乗り切れば、残ったメンバーは次に入ってくる新人さんを教育していくリーダーとなることもできます。
【デメリット】オープニングスタッフ募集の大変な部分
みんなが新人さんという状況は、良い面ばかりとは限りません。
既存のお店に比べてベテランが少ない分、なにかトラブルがあったりわからないことがあったときに、相談したり聞く相手がいない場合もあります。
新人のうちは、先輩に聞けばいいかと思っている人もいるかもしれませんが、すぐに助けてもらえない可能性も頭に入れておく必要があります。
また、お店をオープンしたばかりのときはどのぐらい忙しいのか?
規則もあやふやな部分があるので、お休みが取りにくかったり忙しく大変だと感じることも…。
オープンしたての頃はものめずらしいこともあり、大抵は忙しくなります。
そのお店の中で、もっとも忙しくなる時期と言っても過言ではありません。
決まり事が出来上がっていないのに、もっとも忙しい時期となる
予期せぬ事態がおきたときに、てんてこ舞いになることもあるので、落ち着くまではしばらくバタバタするのは覚えておくべきです。
まとめ
オープニングスタッフは慣れるまでは大変な部分も多く、慌ててしまうこともあると思います。
その反面学べることも多く、将来お店を持ちたいと思っている人にとってはたくさんのメリットもあります。
また、同じ時期からスタートできる同期がいると考えると、バイトを通して新しい人との出会いもあり、楽しめる点はたくさんあるといえるのではないでしょうか。
まだ決まりがなく、慣れてない作業のなか、お客さんはたくさんくるので最も忙しい時期となるはずです。
その大きなデメリットと同時に、乗り切った後にリーダーやその上の社員まで目指せるというメリットも両方あります。
そんな魅力があるのがオープニングスタッフの募集なのです。