工場の倉庫などで行われることの多い「倉庫内ピッキング」の求人
気になっている人も多いのではないでしょうか?
求人サイトでは単発のお仕事などに多く、気軽に挑戦できる仕事といったイメージがあるかもしれませんね。
今回は、そんな倉庫内ピッキングについてどんな仕事なのか、メリットやデメリットについてもご説明したいと思います。
ピッキング作業とはどんな仕事内容なのか?
倉庫や工場などで、伝票や指示書などを元に商品のピックアップをしたり仕分けや検品・梱包などの軽作業を行うのがピッキングのお仕事です。
これは、出荷前の準備作業になります。
倉庫によってもピックアップするものは違い、衣料品や日用品、本、CD、食品など幅広いものになります。
自分の足で倉庫内を回って必要な商品を集めることもあれば、ベルトコンベアに流れてくる箱に指定された商品を入れる場合もあります。
または、フォークリフトを使用して作業するピッキングもあります。
倉庫の規模によって、作業内容が明確に分けられていない場合もあります。
倉庫や工場では必要な作業でありながら、自社の社員では対応しきれないほどの大量の商品を、アルバイトなどの求人で賄っています。
未経験でもピッキングなんてできるの!?と思うかもしれませんが、現場にはベテランの社員の人もいます。
わからないことがあれば、聞きながら作業ができます。
ただし重量感のある商品などは、フォークリフトの資格がある人など限られてしまうこともあります。
待遇面について
ピッキング作業は、どんな雇用形態によるかで待遇は違います。
アルバイトで1日3~4時間程度の短い仕事もあれば、フルタイム勤務の場合もあります。
そのため本業で働いている人もいれば、副業として休みの日にシフトを入れている人も
時給は1,000円前後になり残業の場合は割増料金の支払いもあります。
ただし、忙しくなる年末年始以外は、ほとんど残業が発生することは少ないです。
気になるノルマですが、中小企業の場合はこなす作業量も少ないのでノルマに追われることはありません。
ですがお大規模な倉庫の場合は、1日にこなす仕事量が決まっている場合もあります。
仕事をする上での良い面と大変なところ
このピッキング作業の良い面からご紹介すると、まずはシフトに柔軟に対応してくれるので働きやすいこと
そして自分の好きな商品や、興味のある商品を身近に感じながら仕事ができるのでやりがいを感じると思います。
アルバイトなら、副業として始めやすいのではないでしょうか。
また倉庫内では気さくに話しかけてくれる社員の人も多く、人間関係に悩むこともありません。
少人数ではありますが、皆で協力しながら同じ仕事をこなしていきます。
ですから比較的人間関係は良好な場合が多いでしょう。
その反面倉庫内は冷暖房がきいていないことが多いので、冬になると極寒の中で作業をしなくてはいけないこともあります。
基本的に外の気温とほぼ同じと考えても良いでしょう。
倉庫にはトラックがバックで侵入してきますが、基本的には窓は全開です。
この仕事で最も敵となるのは、この冬の寒さといっても過言ではありません。
私が経験して一番楽だと感じた業種
私はこれまでに様々なピッキング作業を経験してきましたが、その中でも一番良かったと思う業種をご紹介したと思います。
それは、酒のピッキング作業で、時給は1,000円でした。
アルバイトとして働きましたが、仕事は出荷する酒を台車に乗せて運んでくるだけの仕事です。
集めてくるのに、どの酒がどのへんにあるのかをだいたい覚える必要がありますが、それは3日も経験すれば慣れてきます。
良かったと思える理由は、自由時間が多かったこと
とにかく全ての作業を終えれば、後は事務所に戻って休むことができました。
つまり、頑張って早く終わらせれば、一日8時間のうち3時間しか実働時間がなかった、なんてことも普通にありました。
働いている人たちも、待遇には満足していたようです。
人の入れ替わりも少なかったですね。
また、スーパーへの出荷の準備、これはやり甲斐がありました。
不況にあまり左右されないのが強みです。
夜勤でしたので時給高く、副業として働いている人もたくさんいました。
まとめ
倉庫内ピッキングは、商品の出荷準備の仕事で、決められた物を倉庫から集めてくる仕事です。
アルバイトから正社員までありますが、基本的にはチームで出荷する分全てをピックアップしてくるまでの作業です。
シフトは比較的自由で、柔軟に対応してくれることも多く、アルバイトなら副業としては最適。
基本的に決められた仕事が完了すれば、休憩することもできます(給料は発生している)
しかし倉庫内は、『夏は暑く冬は寒い』という大変なことも。
慣れるまで戸惑うこともあるものの、余計な人間関係に悩みたくない人にもおすすめの仕事です。
丁寧さとミスのなさは求められますが、集中して作業をしているとあっという間に仕事が終わります。
そのため、一人で黙々と作業をするのが好きな人には最適です。