サラリーマンでは、稼げるお金には上限があります。
だからこそ、お金を節約し貯金を増やしたいのであれば、日々の生活費を削るしかありません。
なかでも毎月決まってかかる固定費は限界がありますし、あまりに切羽詰めた生活でも息が詰まってしまいます。
生活費を削るにはどうしたらいいのか?
そのための簡単にできる具体的な方法について、ご紹介していきます。
まずは親元から通ってその分を貯蓄
いま一人暮らしをしているのであれば、一度アパートから親元に戻り生活するだけでも、毎月の生活費は格段に変わります。
家賃も光熱費もかかりませんし、食費も親が出してくれますよね。
浮いたお金を貯金に回すこともできますし、欲しい物を買うこともできます。
親に甘えるのはちょっと…なんて躊躇してしまう人もいるかもしれませんが、貯蓄を増やすのであれば、一番効率的な方法でもあります。
毎月10万円以上違うのを考えると、最も現実的な方法です。
水道光熱費も、一人でいるより効率的です。
若い人だけじゃない、中高年向けのシェアハウスとは?
生活費で一番大きなお金を占めるのが、やっぱり家賃などの住宅費ですよね。
でも住む場所がなければ仕事もできませんし、日々の生活も安定しません。
できるだけ家賃の負担を減らすのであれば、格安で利用できるシェアハウスなどもおすすめです。
シェアハウスとは、一つの家をみんなでシェアし合いながら暮らすことをいいます。
シェアハウスというと、若い世代をイメージしがちですが、40代以上を対象にした物件などもあります。
家賃が安いので生活費の節約もできますし、幅広い年代と話す機会ができ毎日が楽しいなどの声もあります。
歳の離れた世代とも話す機会が増える分、価値観や考え方も柔軟になるはずですよ。
自分にあったシェアハウスを探すのがポイントです。
一日一食のメリットは経済面の他にもたくさん
固定費のなかには、毎日の食費もありますよね。
一日三食たべなくてはいけないと思われがちですが、最近では一日一食を実践している人も増えています。
一日一食ならではの良さもたくさんあります。
まず一食になる分、準備する時間やかかるお金の節約にもなります。
一食だけにすると、自然と食事に気を配るようになるので、健康を意識した食生活になります。
また、一食にするだけで摂取カロリーが少なくなる分、痩せやすくダイエットにも繋がります。
それまで何の意識もなく食べていた夕食が、待ち遠しく楽しみとなり、食材のありがたみをより感じられますよ。
他にも一食にするだけで胃腸にかかる負担が少なくなるので、便通の改善になり、疲れも取れやすくなります。
ただし一食にしたらなんでもいいのではなく、健康的な食事を食べることでさまざまなメリットになるのです。
車や洋服代は消費、見栄よりも自然に生きてその分を自己投資へ
人間はどうしても周囲の視線が気になってしまい、背伸びをしたり見栄をはってしまいがちです。
高級車に乗ったり、高いブランドものの洋服やバック、化粧品など毎月何十万単位で使っている人もいるかもしれません。
でもこれらにかけるお金は、あくまでも自己満足に過ぎず、消費に過ぎないのです。
見栄をはるのは悪いことではありませんが、肩の力を抜いて自然に生きることもとても大切なことです。
本当に欲しいと思ったものだけ、本当に必要なものだけに囲まれて生活すること。
無駄な消費にお金を使うのではなく、自分の知識や経験、体験を養う為にも自己投資に積極的にお金を使うべきです。
旅行に行ったりセミナーや本を読んだりする時間が、あなたの人生を豊かなものにしてくれるはずですよ。
格安スマホにして通信費を抑える
生活費のなかでも、通信費も固定費の一つです。
現代人なら誰もが持っているスマホですが、大手キャリアから格安スマホに切り替えるだけでも毎月の固定費が安くなります。
格安スマホといっても、大手の通信を使っているものが多く、機能性には大差ありません。
実店舗のある格安スマホもありますし、困ったときはなんでも相談でき、高くても5,000円程度の通信費にまで抑えることができます。
格安スマホにして通信費を抑えるのも、生活費を見直すうえでは、比較的簡単にでき節約効果も期待できますね。
支払いが多くて元金が減ってないなら債務整理という手も
クレジットカードのリボや分割払いなどで、毎月の支払い額が多すぎてしまい、元金が減らない状態になってしまっているのであれば、一度勇気を持って「債務整理」をする方法もあります。
そのまま払い続けていても、利息分を返済している状態になってしまい、元金が全く減らない状況です。
そのため一度債務整理をして元金をしっかりと返済する方法であれば、毎月支払い分が減っていくので返済に追われることもなくなります。
返済で生活費が圧迫されてしまっている状況ではなんの意味もありません。
まとめ
毎月の生活費を削る方法をご紹介しましたが、思っている以上にたくさんあるのがわかっていただけたのではないでしょうか。
毎月かかる固定費を減らすことによって、支払いが少なくなる分、お金を有意義に使えるようにもなります。
稼げるお金には限りがあるからこそ、無理なく削って金銭的な不安から解消されましょう。
生活費を見直すことで貯蓄にもまわせるお金が増えるはずですよ。