頑張って人の期待に応えてしまう。
そんな人はブラック企業には要注意です。
真面目で内向的な人は応募する前に注意
簡単そうだなとか、楽そうだなと思って入社してみても、全然違ってブラック企業だったということは多いです。
初めからわかっていれば、入社することもないのですが、真面目な人ほど責任感も強く、会社にいいように使われてボロボロになってしまいます。
しかも一度入社してしまうと、なかなか逃げられなくなり、精神的に追い詰められてしまいます。
過労死の問題や、うつ病を発症して自ら命を絶ってしまう人もいるのですが、ニュースを見ていると「なぜ逃げなかったんだろう」と疑問を持たれる方もいるでしょう。
しかし追い詰められた人は、そこから離れるという思考力すら奪われてしまっているのです。
精神的に追い詰めてから洗脳するというやり方です。
ですから、就職や転職を考える前に、ブラック企業が多い業種について解説していきたいと思いますので、ぜひご覧ください。
配置薬の営業
置き薬の営業というと、どんなイメージを持たれるでしょうか?
一般家庭を訪問して、薬の補充をして歩くだけの簡単な仕事だと思ったら大間違いです。
大変なノルマがあり、朝礼ではかなり責められるようです。
労働時間も長く、帰宅するのは毎日のように夜中です。
こんな環境ですから入社しても辞めていく人が多いのか、いつも求人が出ていますね。
会社に残った人間は出世していきますが、人格が壊れている人がほとんどのようで、下の者には非常に高圧的で厳しいです。
ドラッグストアやアマゾンでも簡単に薬が購入できるようになった現代ですから、業界自体が厳しいのが現実です。
食品スーパーの社員
スーパーの社員は大学を卒業してまで入る方もいますが、ブラック企業の多い業界であります。
ブラックと言われる理由は、まずは労働時間の長さ、休みの少なさが上げられます。
スーパーの開店前7時から出社して、22時閉店後の30分~1時間程度のサービス残業まで含めて、拘束時間は毎日16時間なんていう店も普通にあります。
また、お正月やお盆の期間などは、朝3、4時出社になるため、拘束時間20時間なんていう場合も。
しかもほとんどの部門で接客はありますし、精神的にも厳しいです。
さらに、クリスマスケーキやおせちなどのノルマもあるため、社員は一人10個も自分で購入する場合もあるそうです。
労働時間が長くなったり、責任があるのはそれぞれの部門ごとの責任者などですが、パートで勤務する場合には、給料が安いというデメリットもあります。
ファミレスなどの飲食店
飲食店といっても、ファミレスのほかファーストフード店、居酒屋などがありますが、全般的に拘束時間が長いうえ、休みが少ない傾向があります。
しかも最少人数でまわすため、アルバイトなどが急に休んだりした場合には大変です。
せっかくの少ない休日でさえ、出勤しなければいけない場合もあります。
また、常に立ち仕事のため体力的にも大変ですし、休憩時間15分のうちに、食事を急いで済ませてまた仕事に戻るなんていう店も普通にあります。
忙しい時間帯が長くなると、食事をすることができずに仕事することも。
また、接客業ですからストレスも相当なものです。
日本人は自分が客の立場になると急に威張りだす人や、クレーマー気質になる人が多いのです。
それを相手にするので精神的にもやられてしまいます。
アパレル業界
一見すると華やかに見える仕事であるが、実際にはノルマがきついです。
売り上げを達成していないと、閉店後に本部からの電話で毎日キツく言われるのです。
また、ノルマ達成のためには従業員同士での客の取り合いもあります。
新人の場合、先輩にお客さんを横取りされることも。
このような状況は、客からも同僚からも上からも全てからのストレスがかかる状態です。
このようにストレスの多い仕事であるうえに、さらに自分の身だしなみにも毎月の費用がかかるというデメリットもあります。
まとめ
この他にも、不動産業界、保険の営業、介護などもブラックが多いと言われていますが、その共通点は拘束時間の長さ、休日の少なさ、人を相手にするストレスがあります。
それに比べて、プログラマーなどのIT関連も拘束時間は長いのですが、本人の向き不向きもあり、長時間パソコンを相手にすることが苦にならない人にとっては大丈夫のようです。
いずれにしても、内向的で優しく真面目な人ほど、このような業界に入ってしまうと、うつ病を発症してしまう場合があります。
やはり、決まった時間に終わることのできる仕事で、なるべく人と接する機会のない職場を選択することが良いですね。