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楽そうに見える図書館司書はどうなのか?その実態とは

 

図書館の職員を見てると、

「環境の良い静かな場所で、ゆったりと仕事ができて羨ましいな」

などと思ったことがありませんか?

 

しかも、環境が静かな場所ですから、お客さんとして来る人の質も良いのではないか?

クレーム対応など亡いのでは?

そう思えますし、作業も体力的には楽なのではないかと思ったりします。

 

例えば、パチンコ屋さんで働くスタッフと比べると分かります。

同じ冷暖房完備の職場ですが、パチンコ屋の場合にはとても騒音が大きいですね。

またお客さんも、図書館に来るような人に比べたら、扱いの大変な人も多いと思います(勝手なイメージですが…)

しかも負けていたらなおさらですよね。

 

しかし、楽だと思われがちな図書館司書の仕事でも、想像してるよりも大変な部分もあります。

そんな図書館司書について、メリットやデメリットについて解説していきたいと思います。

 

図書館司書になるには資格が必要?

あなたは図書館司書には資格が必要だと思われるでしょうか?

実は、資格はあります。

ですが、この仕事をするために必須のものではありません。

でも持っていれば就職に有利ですし、給料面の待遇も良くなります。

 

この図書館司書の資格には、司書の他に司書補という資格も存在します。

名前の通り図書館司書を補佐するもので、実際は同じ業務を担当しています。

 

その大きな違いは次のとおり。

 

司書と司書補。これらは学歴によって道が別れているのですが、短大か高等専門学校卒以上でないと取得できないのが司書で、高卒でも取得できるのが司書補になります。

しかし司書補でも、3年以上図書館での勤務を経験することにより、司書になるための講習を受ける資格を得ることができますので大丈夫です。

 

図書館司書の仕事内容

図書館司書の仕事は、本の貸し出しや、返却された本を棚に戻す仕事だけだと思っている人がいると思いますが、その他にもいろんな業務があります。

 

例えば、貸し出した本の管理をするため台帳に記入するが、返却されていない場合には催促することもあります。

また、朝一番での図書館内の清掃業務もあります。

さらに、新しく入庫する本を選択することや、古い本の廃棄などもあります。

 

その他に、図書館に来る人の質問に答えられるような本に対する知識も必要となるため、常に勉強し続けることが必要です。

どこに何が置いてあるのかを知っておくのも、当然のことです。

 

男性でも図書館司書として働ける?

女性が圧倒的に多い職場ですが、男性ではダメだというわけではありません。

男性ならではの、重い荷物を持ったり、高いところに手が届くなど、重宝される場面も。

しかし、良いことばかりではありません。

給料面において高い報酬は望めないうえに、女性の中で仕事をするというのは大変な部分もあります。

 

図書館司書の良い点・悪い点

この仕事の良い点は、静かな環境で働けることが大きく、他の会社に就職することに比べれば、環境は良いところです。

本が好きだという人にとっては、まさに天職となる良い仕事だと思います。

 

しかし逆に悪い点は、まず給料が高くないことが上げられます。

求人情報を見ても、ほとんどが時給制で、その時給も決して高くないです。

 

また、図書館司書は楽に思われがちな仕事ですが、本も重いので、想像よりも重労働であることが上げられます。

さらに、中には図書館に相応しくない人や、クレーマーもいるでしょう。

今の時代には、ちょっとしたことでキレる変な人も増えています。

他の人の迷惑になるときには、注意することも必要になります。

なので、人に接することが、ストレスに感じてしまうこともあるようです。

 

ですから、楽に見えても外から見るよりは大変な仕事であるというのが結論です。

以上が、図書館司書の仕事のご紹介でした。

 

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