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「楽な仕事なんて無い!」という洗脳から脱すると見える景色

楽な仕事

『世の中に楽な仕事なんてない』
などとよく言われます。

どんな仕事でも大変なことは必ずあるし、出世して上に行けば行くほど、責任も同時に増える

だから、けっして楽にはなりませんよ、という話です。

 

また昭和の時代には、若いうちの苦労は買ってでもしろ、などという言葉もよく言われました。

 

しかし最近はインターネットがあります。

ですから、内部告発によってブラック企業の実態が明らかになっています。

そんなブラック企業では
真面目に働いている人の足元を見て、「ここを止めたら他では使い物にならない

などと言ってきます。

 

ここで頑張って
必死にしがみついていくしかない

そう思わせるために
楽な仕事なんてない、と洗脳するのです。

 

何のために働いているのかわからない

有名大学を卒業してまでも、過労死ラインまで残業して休みの日まで出勤している

そんな方もいます。

でも、いったい何のために働いているのか?
わからない状態ですね。

 

ここでハッキリと言いたいのは

『逃げられない』というのは幻想であり、世のなか楽な仕事なんていくらでもあります。

毎日が忙しすぎて
自分を客観視できなくなっているだけです。

恐怖で支配されているだけです。

 

一度恐れを手放して、なにも考えず脱落してみると

必死に頑張らなくても何とかなるんだと
知ることができます。

 

30歳でニートになった話

私は30歳の頃、精神的にも肉体的にも限界を感じて、会社に連絡もせずにそのまま止めたことがありました。

会社に向かわずに公園へ行くと、自分でも驚くほどの安堵感を感じたのです。

 

その後はしばらく親にお世話になり、家に引きこもりました。

毎月の支払いは、電話をすれば相談に乗ってくれます。

それでもだめなら、債務整理などの手続きもあります。

申請すれば、いろんな救済の方法もあります。

 

私が家から出るキッカケとなったのは

ハローワークのお金を貰いながら、資格を取得できるという制度でした。

 

毎月15万円以上のお金を頂きながら、その後の人生を再建するための、学びをすることができるのです。

私はそこで、介護の資格を取りました。

 

10箇所以上も職場を転々としてわかったこと

私は40代までに、就職しては辞めるを繰り返し、仕事を10箇所以上も変えました。

中には、2日だけ、1週間だけしか働かなかったこともあります。

 

でもそうしていろんな職場を経験することで

あ、ここなら居れるかな」というような職場が、必ず出てきます。

 

親には一つの仕事を極めて、定年まで同じ会社に尽くしたほうが、人生上手く行くと教育されてきましたが、もう時代は変わりました。

 

我慢して自分を壊してしまうより、一旦休憩するようにニートになってじっくり考えて

自分に合った職場が見つかるまで、職を転々しても良いのです。

 

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